日本経済は、先の世界大戦以後、最大の構造革新の途上にあります。
今日までの日本の経済的成功は、先人の努力、勇気と果敢な挑戦の成果であり、人類史上稀に見る輝かしいものでした。その恩恵を享受した後、次の時代への更なる飛躍に挑んで構造革新に挑んでいるのが現在の日本の姿です。
日本の産業構造を今一度考えると、大規模事業体よりも、むしろ中堅・中小規模の事業体が実態を担っている、と言えます。日本と言う国が、芯から活気を取り戻し、更に高度な産業国家として世界に誇れる存在となっていくためには、多くの人々が関係する中堅・中小規模の事業体が、本来持っている成長力や技術力を存分に発揮することが極めて大切であるのは論を待ちません。 適切な戦略を策定し実行することが、この不確実性の高い時代にあっては、企業の行く末を決めるといっても過言ではありません。特に、経営戦略を現下の状況で練り上げていく中、資本マネジメントが選択肢の一つとして検討の対象となる時代になっています。
我々は、中堅・中小規模の事業体の資本マネジメント戦略に深く関与することを
通じて、私達の日本が活気を取り戻し、誇り高い経済大国になっていくのに貢献
したいと思って居ります。